【焼酎スタイリストのおすすめ】スーパーで買える!本格焼酎と泡盛にあうキムチ3選

ウェブマガジン「焼酎&泡盛スタイル」読者の皆さんの身のまわりで楽しめるおつまみごはんの紹介です!今回は日本の伝統的なお酒である本格焼酎と泡盛にあうキムチ3選!韓国に滞在していた焼酎スタイリストyukikoさんが、現地のキムチとの違いや日本ならではのポイントを踏まえて紹介!身のまわりのスーパーで購入できる商品を選んでくれました。買い物に行った時にぜひチェックしてみて下さい。実際にyukikoさんが取材をして、納得のいくアイテムを紹介しています。

スーパーで購入する時にチェックしたい!焼酎スタイリスト流のキムチの選びかた

焼酎スタイリストyukikoです。韓国ブームに合わせて、私たちの身のまわりでも韓国フードが気軽に買えるようになってきました。その代表がキムチ。スーパーに行くと、数年前からキムチの販売コーナーが広くなって、取り扱い商品も増えています。

日本の本格焼酎・泡盛と一緒に食べることを考えて購入するなら、まず商品の原材料表示を見て下さい。

実は、日本で売られているキムチは大きく2つに分けられます。まずは、日本人の出汁文化に合わせてカツオだしやカツオエキス、和風だしが加えられているもの。原材料表示にも同様の記載がされています。和風だしが加わることにより、甘みや旨みが加わるため、辛さも比較的穏やかな商品が多いです。

異国の食文化を日本人が食べやすいように和風だしを用いて馴染みやすくしているといえるでしょう。ちなみに韓国の本場のキムチにはカツオなどの出汁やエキスが加わっている商品はあまりみかけません。

もうひとつがカツオなどの和風だしを使用していないもの。あみなどを発酵させることによって旨みやコクを出している本場韓国の製法でつくられたキムチです。焼酎や泡盛同様、キムチも原料を発酵させて造られるものだと感じる旨みがあります。

どちらのキムチが良いかなどの優劣はありません。基本的には好みで良いと思います。ご自身で原材料表記をチェックして食べ比べてみると面白いですし、違いを感じる勉強にもなりますよ!

今回私が紹介するのは後者の韓国本場の味に近いキムチの中から、日本の本格焼酎と泡盛に合うキムチを紹介します。どの焼酎でもOKですが、特に私がおすすめのお酒も紹介しています。キムチ選びやお酒選びの参考にして下さいね。

※ランキングではありません。

焼酎スタイリストおすすめの韓国キムチ① 凄旨キムチ

熟成キムチから発見した生きている植物性乳酸菌で発酵したキムチ。8種類の魚介と2種類の唐辛子を使用している旨みがあります。発酵が進むとキムチは酸味が立ってきますが、特許植物性乳酸菌「CJLM119」を使用していて、日本人が苦手な酸味を調整している商品。キムチの酸味が苦手……という方におすすめです。

焼酎スタイリストyukikoさんのワンポイント

私もあまりキムチの酸味が得意ではないので、なるべく酸味が強くなる前に食べたい派です。さらにこの商品はイワシやタチウオ、イシモチなどの塩辛を豊富に使っているので、海鮮の料理とも合わせやすいです。魚貝好きな方におすすめ。焼酎で特におすすめなのが米焼酎。次に紹介する「おいしいキムチ」よりも相性が良くなります。

[参考]
白菜、漬け原材料[大根、糖類(果糖、水あめ)、赤唐辛子粉、にんにく、食塩、長ねぎ、魚醤(魚介類)、醸造酢、エビエキス、塩辛(イワシ、カンダリ、サッパ、タチウオ、イシモチ)、しょうが、ごま、アワビエキス、酵母エキス、乳酸菌発酵液、マグロエキス]/調味料(アミノ酸等)、pH調整剤、ビタミンB1、増粘剤(キサンタンガム)、ソルビトール、甘味料(アセスルファムK)、(一部にえび・あわび・ごま・大豆・魚醤(魚介類)を含む)
(出典元  https://cjfoodsjapan.net/product/detail/132/)

焼酎スタイリストおすすめの韓国キムチ② おいしいキムチ

こちらも熟成キムチから発見した生きている植物性乳酸菌で発酵したおいしいキムチです。特許植物性乳酸菌「CJLM119」を使用することで、日本人が苦手な酸味をコントロール。安定したおいしさを長期間お楽しみいただけます。

先に紹介した「極旨キムチ」はアワビエキスなどが入っているため魚貝の風味が感じられるもので、こちらはそれらが入っていないため、シンプルでオーソドックスなキムチを楽しめます。2つの辛さの違いはそれほど変わりません。好みで選ぶと良いですね。

焼酎スタイリストyukikoさんのワンポイント

もともと韓国ではそれぞれの家庭で、それぞれの地域で入手できるあみなどを使用するため、海沿いの地域のキムチと山岳地帯のキムチでは味にも地域性が表れます。「極旨キムチ」と食べ比べて、どちらがご家庭で使いやすいか、味が好みか食べ比べるのも面白いですよ!こちらは肉料理にもおすすめ。芋焼酎、奄美黒糖焼酎にも良いでしょう。炭酸割りと合わせても美味しいです。

[参考]
白菜、漬け原材料[大根、糖類(果糖、水あめ)、赤唐辛子粉、食塩、にんにく、長ねぎ、魚醤(魚介類)、しょうが、醸造酢、酵母エキス、乳酸菌発酵液、昆布エキス、えびエキス]/ソルビトール、調味料(アミノ酸)、pH調整剤、ビタミンB1、増粘剤(キサンタンガム)、(一部にえび・大豆・魚醤(魚介類)を含む)
(出典元 https://cjfoodsjapan.net/product/detail/131/)

焼酎スタイリストおすすめの韓国キムチ③匠の絶品キムチ

このキムチは白菜がそのまま入っているため、自分好みの大きさにカットして使えるのが特徴です。一見、面倒に思えるかもしれませんが、必要な分だけキッチンバサミで切れば良いので簡単!白菜の葉でご飯を包んで食べることもできますし、白菜のシャキシャキした部分も存分に楽しめます。

おすすめはチゲ鍋やプデチゲ。好みの大きさに切って、一緒に入っている汁も一緒に。煮込んでも、白菜本来の食感が楽しめるので、とても使い勝手のよいキムチです。

葉の部分を大きく切って、おにぎりを巻いて食べるのも、「匠の絶品キムチ」だからできる食べ方ですよ!

(写真はイメージです)

焼酎スタイリストyukikoさんのワンポイント

先の2つよりも唐辛子の辛さや香りはややシャープに届いてきます。辛さがあまり得意ではない私でも美味しく食べられるので、多くの皆さんも心配ないと思います。料理に合わせて大きさや切り方を変えられるので、食中酒である焼酎と泡盛のおつまみごはんを作る時も使いやすいのです。料理好きな方は、ぜひ一度試してほしいキムチです。

どの焼酎とも相性は良く、特に麦焼酎や泡盛がおすすめ。芋焼酎も芋々しいものにも負けない存在感があります。減圧蒸留の焼酎を炭酸割りにしてライトに楽しむのも良いですし、常圧蒸留の焼酎でどっしりと、お湯割りでしっかりと……というパターンも美味しいですよ!

自分にはちょっと辛い!そんな時、どうしたらいい?

辛さがあまり得意ではない方は、辛さの調整をしたくなりますよね。砂糖を加えてみたらどうか?など対策を考えてしまいたくなりますが、一度仕込んであるキムチの辛さは、他のものを加えると味が変わってしまうこともあり、調整が難しいというのが正直なところ。砂糖を加えても辛みを押さえる効果はないようです。

日本の本格焼酎や泡盛に合わせやすい対策方法はこちらです。味や香りが多少変わってしまうのですが、対処法として知っておくと便利な方法です。

■ゴマ油
ゴマ油を回しかけたり和えたりすると、若干辛さは和らぎます。また発酵が進んで酸味が強くなったものも、ゴマ油を少量和えると酸味は和らぎます。多少ゴマ油の香りや味が混ざりますが、いちばんポピュラーな辛さ対策といえます。

■マヨネーズ
味は変わってしまいますが、辛み自体は和らぎます。サラダや冷や奴のトッピングするのに良いでしょう。豚キムチにも炒める時に少し加えると味もまろやかになります。

■たまご、とろけるチーズ
チゲ鍋やラーメンなど温かい料理の時に加えると良いアイテム。キムチの辛さが和らぎます。カロリーが気にならない方にはおすすめです。

焼酎とは?本格焼酎とは?焼酎女子に分かりやすく焼酎スタイリストyukikoさん監修のもと≪焼酎女子・泡盛女子のためのテキスト》が続々公開!ウェブマガジン「焼酎&泡盛スタイル」掲載

[文・撮影]yukiko(焼酎スタイリスト&ファッションスタイリスト)
[協力]CJ FOODS JAPAN  /bibigo色彩総合プロデュース「スタイル プロモーション」
[編集]ウェブマガジン「焼酎&泡盛スタイル-shochu&awamori STYLE-」編集部

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