【東京と地域をつなぐ】鹿児島県・本格焼酎の日イベント「焼酎ストリート」特集!
「本格焼酎の日」特集は今年も鹿児島県へ!蔵元がおすすめする銘柄は?鹿児島県114蔵の焼酎が集まったイベント「焼酎ストリート」を取材するため、焼酎スタイリストyukikoさんと取材チームが現地へ!今年はYouTube「本格焼酎&泡盛チャンネル」も配信スタートし、撮影も行ってきました!蔵元・来場されていた焼酎女子のコメントなどたっぷりとお届けします!
みんなで乾杯!11月1日は「本格焼酎の日」
焼酎スタイリストyukikoです。11月1日の「本格焼酎の日」は、焼酎の本場・鹿児島県へ行ってきました。鹿児島市内の繁華街 天文館では、11月1日(金)から3日(日祝)まで種子島や奄美群島を含めた鹿児島県114蔵の焼酎メーカーおすすめの新酒や代表銘柄などを楽しめる焼酎イベント「焼酎ストリート」が開催されました。
来場者は500円を払うと5杯の焼酎が飲めるチケットを購入できます。鹿児島県が6つのグループに分かれており、地域ごとの本格焼酎を楽しめます。天文館にある現在の場所で行われるようになってから4回目です。ちょうど「おはら祭」も開催されていることもあって、天文館周辺は連日の賑わいをみせます。初年度から取材をしていますが、今回の「焼酎ストリート」は3日間で12万人が集まる地域イベントになりました。
現地では「3M」と呼ばれる「森伊蔵」「村尾」「魔王」、さらに「伊佐美」「萬膳」などプレミアム焼酎はまだまだ根強い人気で、イベント開始からすぐに長蛇の列ができ、1時間も立たないうちに完売になってしまう光景も見られました。
仕事帰りに寄ったという鹿児島市内在住の30代女性は「鹿児島県内でもプレミアム焼酎はなかなか飲む機会がないんです。鹿児島の人たちは、自分たちが日常で飲む銘柄ってだいたい決まっています。だからこそ、こういう時になかなか手が届かないプレミアムな銘柄を飲みたいな……と(笑)」すぐに「森伊蔵」の列に並んだそう。感想を聞くと「すでに20人くらい並んでいたので、途中で無くなってしまったらどうしようかと不安になりました(笑)。実際にプレミアム焼酎が飲めて嬉しい」満足そうな表情で次なるブースに向かっていきました。
鹿児島出身の有名人も登場
初日の11月1日にはスペシャルゲストとして、ココリコ 遠藤章造さん、鹿児島出身のスポーツ選手としてガンバ大阪・遠藤保仁(えんどう やすひと)さん、保仁さんのお兄さんである元サッカー選手の遠藤彰弘さんも登場され、トークイベントが開催されました。
ココリコ遠藤さんは「大阪出身ですが、芋焼酎が大好きなので、焼酎を飲むとなると芋焼酎なんですよ。その時は決まって鹿児島の焼酎ですね。」とグラスを片手に焼酎談義。11月1日は「全国すしの日」ともあって、ステージではゲストと鹿児島県の蔵元である小牧醸造株式会社の小牧伊勢吉さんの4名でお寿司を食べるシーンもありました。
2日目は「ドリーム☆ダンディーズ」、奄美出身のアーティスト 中孝介(あたり こうすけ)さんのライブ、3日目は宮井紀行さんのライブがあり、連日会場は賑やかな雰囲気に。中孝介さんの伸びやかなシマ唄、歌声が会場に響くと会場で焼酎を飲んでいた数名のサラリーマンが「焼酎を飲むときのぴったり!良い声」と思わず歌声が聞こえる方向を向いて反応されていました。
「新酒」の認知度を地元で高める――旬の美味しさを蔵元もPR!
昨年との大きな違いとして、各蔵の「新酒」に対するPR強化が目立ちました。焼酎大国と言われる鹿児島県の現地だからこそ出来る豊富な新酒のラインナップです。「新酒」「新焼酎」と呼ばれるものは、この秋に蒸留したものを瓶詰めしています。そのため、通常なら貯蔵をさせて酒質を落ち着かせたりするのですが、「新酒」の場合は貯蔵期間をほとんど取らないため馴染む前の若々しさや荒々しさといったレギュラー酒では出会えないような味わいを楽しめるのです。
昨年度のイベントでは、ワインでいう”ボジョレー・ヌーヴォー”に相当する「新酒」という存在を知っているのは焼酎に詳しい人達で、一般の方々にはまだまだ「新酒」の存在が広まりきれていない印象がありました。
今回は、各ブースを担当した蔵元が来場客への呼び込みのワードどして「新酒」の存在を語っているところも多く、それにより今だからこそ味わえる旬の美味しさに手を伸ばす方々も増えていました。イベント会場に来られた来場者にとっては、500円で5杯飲めるチケットを握りしめ、「どの銘柄を飲もうかな」と新たな焼酎との出会いを求めています。114蔵の中から今回飲む銘柄を選んでいます。
来場されていた40代女性に会場での焼酎選びのポイントをお聞きしたところ「鹿児島在住ですが銘柄は詳しくないので、ブースにいる蔵元呼がおすすめしているトークを聞いて”これを飲んでみよう”と決めました。せっかくだから初めて聞く銘柄をのんでみたいな、と思って……」と、本日3杯目という銘柄は新酒でした。
ウェブマガジン「焼酎&泡盛スタイル」連動企画!焼酎スタイリストyukikoさんの鹿児島取材が動画配信!
ウェブマガジン「焼酎&泡盛スタイル」では、焼酎と泡盛業界を応援するため、焼酎スタイリストyukikoさんとのコラボ企画を実施!≪焼酎泡盛女子の100人と乾杯!≫企画として、YouTube「本格焼酎&泡盛チャンネル」の全国配信がスタートしました。蔵元をはじめ焼酎ファン、泡盛ファンの皆さん100人が登場される動画です。
動画では、この記事に載せられなかった内容や蔵元からも信頼の高いyukikoさんだからこそ見られるシーン、イベントのライブ感たっぷりのシーンなど盛りだくさん!撮影にご協力いただいた蔵元やウェブマガジン「焼酎&泡盛スタイル」読者の皆さん、ありがとうございました!
第3弾以降も続々と蔵元や焼酎泡盛ファンの皆さんが登場されます。気に入った動画はシェアやチャンネル登録が可能です。今後配信される最新動画もどうぞお楽しみに!
【第1弾】小正醸造・神酒造・大海酒造特集
⇒第1弾はこちらからもアクセスできます
【第2弾】中村酒造場・万膳酒造・ニッカウヰスキーさつま司蒸留蔵特集
⇒第2弾はこちらからもアクセスできます
【第3弾】大和桜酒造特集
⇒第3弾はこちらからもアクセスできます
⇒今後も蔵元や焼酎ファン・泡盛ファンが登場!続きはこちらから
焼酎スタイリストyukikoのリアルトーク
「焼酎ストリート」が実施された初年度からメディア取材に入っていますが、昨年と今年の大きな違いは一般の来場者の方々に「新酒」という存在が昨年よりも浸透していたことです。2年ほど前、蔵元の皆さんを取材していた時に「鹿児島県内でも新酒をもっと広めていきたい」という本音を聞いていたので、今年の来場者の反応は取材をしている身としてもとても嬉しかったです。
このような変化は毎年取材を担当しているから見えてくる部分です。これらを蔵元にもフィードバックしていますので、来年以降も更に効果的なイベント展開にしてもらえたら幸いです。
今回私はウェブマガジン「焼酎&泡盛スタイル」の企画として、YouTube「本格焼酎&泡盛チャンネル」の動画配信に携わっています。このイベント記事には載せきれなかった蔵元情報や焼酎の楽しみ方をYouTubeからお届けする予定です。
少しだけ私の専門分野である販促色彩の話をすると、色彩は造り手の本心や感性が良くも悪くも現れるものです。商品パッケージ、パンフレットやHPなどの販促物、YouTubeやSNSにおいても、その部分は見えます。ここをきちんとコントロールすることで”効果”が生まれます。
「うちは外見よりも中身が勝負だから」が通用する時代ではありませんし、色彩の効果は「赤を使えば目立つ」という断片的な用法ではありません。今回動画制作にあたり、内容は楽しく和気あいあいとしたものだったとしても、勉強したい人にとっては販促色彩として皆さんの参考になるような作りにしています。
販促色彩にご興味のある方は、そういう面からも動画「本格焼酎&泡盛チャンネル」をご覧いただくとおもしろいと思います。國酒ファン&色彩マニアとしては、この2面性を動画配信では追求し、自分の中で挑戦しています。
見て楽しく、飲んで楽しむ「本格焼酎&泡盛チャンネル」。さらに、販促色彩の勉強ツールとしても役立つ「本格焼酎&泡盛チャンネル」(笑)。もし「本格焼酎&泡盛チャンネル」での企業紹介や商品紹介などご興味のある方は、私か弊社までお問い合わせ下さい。今後の配信もどうぞお楽しみに!
[取材・撮影・文・企画構成・現地コーディネート] yukiko(焼酎スタイリスト、ファッションスタイリスト)
[協力]色彩総合プロデュース「スタイル プロモーション」参加酒造メーカー・114蔵
【鹿児島・加治木地区】本坊酒造、東酒造、相良酒造、さつま無双、三和酒造、みしま焼酎 無垢の蔵、白金酒造、ニッカウヰスキー(株)さつま司蒸溜蔵、日當山醸造、万膳酒造、中村酒造場、アットスター、国分酒造、霧島町蒸留所、佐藤酒造、錦灘酒造、大山酒造、甲斐商店、大口酒造【伊集院・種子島・屋久島地区】松﨑酒造、田崎酒造、白石酒造、濵田酒造、薩州濵田屋伝兵衛、大和桜酒造、若松酒造、小正醸造、西酒造、原口酒造、薩摩金山蔵、種子島酒造、高崎酒造、四元酒造、上妻酒造、本坊酒造屋久島伝承蔵、三岳酒造
【知覧・指宿地区】知覧醸造、高良酒造、尾込商店、萬世酒造、吹上酒造、宇都酒造、本坊酒造知覧蒸溜所、本坊酒造津貫蒸溜所、薩摩酒造、火の神蒸溜所、杜氏の里笠沙、櫻井酒造、佐多宗二商店、薩摩酒造頴娃蒸溜所、中俣酒造、大山甚七商店、指宿酒造、吉永酒造(有)、田村合名、白露酒造
【大隅・鹿屋地区】岩川醸造、木場酒造、丸西酒造 逢原蒸留所、大隅酒造、白露カンパニー、若潮酒造、天星酒造、新平酒造、太久保酒造、大海酒造、神川酒造、八千代伝酒造、森伊蔵酒造、白玉醸造、小鹿酒造
【川内・出水地区】山元酒造、オガタマ酒造、村尾酒造、田苑酒造、塩田酒造、吉永酒造、植園酒造、軸屋酒造、小牧醸造、祁答院蒸溜所、大石酒造、鹿児島酒造黒瀬杜氏伝承蔵、神酒造、宮内酒造、宮乃露酒造、長山酒造、杉本酒造、南州酒造、長島研醸、雲海酒造 出水蔵、福徳長酒類 薩摩工場、出水酒造
【奄美地区】弥生焼酎醸造所、西平本家、西平酒造、奄美大島開運酒造、富田酒造場、奄美伝承蔵渡酒造、山田酒造、町田酒造、朝日酒造、喜界島酒造、亀澤酒造場、高岡醸造、天川酒造、中村酒造、松永酒造場、奄美酒類、奄美大島にしかわ酒造、沖酒造、徳田酒造、竿田酒造、神崎産業、沖永良部酒造、新納酒造、原田酒造、有村酒造
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【この記事や取材に関するお問い合わせ】
色彩総合プロデュース「スタイル プロモーション」まで直接お願いします。
info@fb-style.com
HP:https://www.fb-style.com/
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焼酎スタイリスト®、ファッションスタイリスト。色彩総合プロデュース「スタイルプロモーション」代表。株式会社永谷園を経て“色が強み”のファッションスタイリストに転身。全国の蔵元らと連携して「焼酎スタイリスト®」として日本のお酒「國酒」を“流行×オシャレ”に発信。トレンドや美容情報に精通し、ファッション誌やビューティー誌にも登場。”時流”を掴んだお酒のコメントやアドバイスには定評がある。
蔵元や酒販店・飲食店からの信頼も厚く「蔵元公認 焼酎アンバサダー」「焼酎ナビゲーター」「泡盛スタイリスト®」「日本酒スタリスト®」なども務め、全国で講演やイベントプロデュース・企業研修を行う。大学の非常勤講師として教育分野でも活躍。(専門:販促色彩・ビジュアルプロモーション・ブランド構築・伝統文化産業)
yukiko かごしま芋焼酎コミュニティイベント かごしま芋焼酎コミュニティナイト さつま無双 みしま焼酎 無垢の蔵 アットスター オガタマ酒造 ココリコ スタイル プロモーション スタイルプロモーション ニッカウヰスキー(株)さつま司蒸溜蔵 万膳酒造 三和酒造 三岳酒造 上妻酒造 中俣酒造 中村酒造 中村酒造場 丸西酒造逢原蒸留所 亀澤酒造場 佐多宗二商店 佐藤酒造 八千代伝酒造 出水酒造 加治木 南州酒造 原口酒造 原田酒造 吉永酒造 吉永酒造有限会社 吹上酒造 喜界島酒造 四元酒造 国分酒造 國酒 塩田酒造 大口酒造 大和桜酒造 大山甚七商店 大山酒造 大海酒造 大石酒造 大隅酒造 天川酒造 天文館 天星酒造 太久保酒造 奄美伝承蔵渡酒造 奄美大島にしかわ酒造 奄美大島開運酒造 奄美焼酎 奄美酒類 奄美黒糖焼酎 女性におすすめ 宇都酒造 宮乃露酒造 宮内酒造 富田酒造場 小正醸造 小牧醸造 小鹿酒造 尾込商店 山元酒造 山田酒造 岩川醸造 弥生焼酎醸造所 徳田酒造 指宿酒造 新平酒造 新納酒造 新酒 日當山醸造 有村酒造 朝日酒造 木場酒造 本坊酒造 本坊酒造屋久島伝承蔵 本坊酒造津貫蒸溜所 本坊酒造知覧蒸溜所 本格焼酎 本格焼酎と泡盛 本格焼酎の日 本格焼酎女子 本格焼酎女子 焼酎スタイリストyukiko 杉本酒造 村尾酒造 杜氏の里笠沙 東酒造 松永酒造場 松﨑酒造 森伊蔵酒造 植園酒造 櫻井酒造 沖永良部酒造 沖酒造 泡盛 濵田酒造 火の神蒸溜所 焼酎 焼酎スタイリスト 焼酎スタイリストyukiko 焼酎スタイリストyukiko YouTube 焼酎ストリート 焼酎泡盛スタイル 焼酎泡盛応援メンバー 焼酎&泡盛スタイル 焼酎&泡盛スタイル女子部 焼酎&泡盛スタイル男子部 田崎酒造 田村合名 田苑酒造 甲斐商店 町田酒造 白玉醸造 白石酒造 白金酒造 白露カンパニー 白露酒造 相良酒造 知覧醸造 祁答院蒸溜所 神崎産業 神川酒造 神酒造 福徳長酒類 薩摩工場 種子島酒造 竿田酒造 芋コミュ 芋焼酎 若松酒造 若潮酒造 萬世酒造 薩州濵田屋伝兵衛 薩摩焼酎 薩摩酒造 薩摩酒造頴娃蒸溜所 薩摩金山蔵 西平本家 西平酒造 西郷隆盛 西酒造 軸屋酒造 遠藤保仁 遠藤彰弘 遠藤章造 錦灘酒造 長山酒造 長島研醸 雲海酒造 出水蔵 霧島町蒸留所 高岡醸造 高崎酒造 高良酒造 魔王 鹿児島 鹿児島県 鹿児島酒造黒瀬杜氏伝承蔵