【焼酎&泡盛スタイル対談】奄美出身アーティスト中孝介さんおすすめ!本格焼酎の楽しみかた/ 中孝介さん×焼酎スタイリストyukikoさん

焼酎女子・泡盛女子のコミュニティマガジン「焼酎&泡盛スタイル」奄美出身の中孝介さん×焼酎スタイリストyukikoさん対談

吸い込まれるような歌声の持ち主・奄美出身のアーティスト・中孝介(あたりこうすけ)さん。日頃から身体を鍛えながら、お酒を飲む時間も大事にされているそうです。時間がある時にはご自宅で料理をするのも好きだそう。焼酎スタイリストyukikoさんとの焼酎談義・料理談義に花が咲きます。読者の皆さんも実践しやすいおつまみを紹介してくれています。奄美黒糖焼酎のあれこれも教えていただきました。ぜひご覧ください。

※奄美群島……奄美大島・喜界島・徳之島・沖永良部島・与論島・加計呂麻島・請島・与路島からなる島嶼群

【profile】中 孝介 / Kousuke Atari(アーティスト)
1980年 鹿児島県奄美大島生まれ、在住。高校生の頃に独学でシマ唄を始める。2000年の奄美民謡大賞で新人賞。同年、日本民謡協会の奄美連合大会で総合優勝。2006年EPIC RECORDS JAPANよりメジャーデビュー。2007年に森山直太朗作曲、詩人御徒町凧作詞によるシングル「花」は世代を超えた大ヒットになる。2008年台湾歴代興行収入を塗り替える大ヒットとなった映画『海角七号』に本人役として出演。2016年にデビュー10周年を迎え、初のベストアルバム「THE BEST OF KOUSUKE ATARI」をリリース。2017年から元ちとせ氏とのユニット“お中元”を組み、各地でコンサートを開催、2018年は初のシンガポール公演、日本でもコンサートツアーを実施。中国本土では自身最大の10都市で単独コンサートを開催。その声は「地上で、もっとも優しい歌声」と称され、日本国内だけでなく中国からアジア全域でも活動の幅を広げている。

オフィシャルサイト https://atarikousuke.jp/

奄美出身アーティスト中孝介さんが語る、鹿児島県の魅力!

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(yukiko)中さんは出身地である鹿児島県や奄美諸島について、どのようなイメージを持っていますか?

(中さん)鹿児島県には離島がたくさんあって、地域によって文化が独特だというイメージがあります。鹿児島県の観光プロモーションの仕事で県内の色々な場所に行って撮影をしてきたのですが、たとえば指宿市では実際に砂蒸し風呂に入って撮影もしましたよ(笑)。

ぜひ皆さんも鹿児島県の色々な場所に行って、様々な体験をして、地域それぞれの特徴を楽しんでほしいですね。

(yukiko)中さんは奄美大島出身ですよね。奄美の観光のおすすめがあれば教えて下さい。

(中さん)奄美諸島には様々な島があって、手つかずの自然がたくさん残っているところがおすすめです。なかでも加計呂麻島(かけろまじま)が好きですね。昔ながらの集落の風景が残っていて、その雰囲気が良いんです。

[写真:加計呂麻島の徳浜・ライオン岩、諸鈍デイゴ並木  ©K.P.V.B]

(yukiko)奄美諸島の郷土料理で、中さんが好きなものは何ですか?

(中さん)奄美の郷土料理では鶏飯・ヤギ汁・豚肉料理をよく食べます。「ワンホネ」も好きで食べますよ。

(yukiko)「ワンホネ」って何ですか?

(中さん)骨付きの豚肉、つまり豚骨のことを奄美の言葉で「ワンホネ」といいます。シマの言葉で、豚のことを「ワー」 っていうんです。だから“豚の骨“を表して「ワンホネ」と呼ばれています。豚骨を塩漬けにして煮込んだ奄美の郷土料理です。

奄美では豚肉と鶏肉をよく食べるんですが、牛肉はあまり食べません。鹿児島本土は黒牛が有名だったりするので、食の面からも鹿児島文化と奄美文化の違いを楽しんでもらうのもおすすめです。

(yukiko)今では奄美も鹿児島県の地域ではありますが、もともと歴史や文化に違いがあるので肉文化の違いは興味深いですね。奄美では豚肉や豚骨を煮込む料理に黒糖焼酎を使う家庭も多いそうですね。

(中さん)そうですね。奄美の人たちにとって奄美黒糖焼酎は飲むだけではなくて、料理を作る時にも使います。独自の食文化があるのも奄美の魅力だと思います。

中孝介さんが実践している焼酎の楽しみかた

焼酎女子・泡盛女子のコミュニティマガジン「焼酎&泡盛スタイル」奄美出身の中孝介さん×焼酎スタイリストyukikoさん対談

(yukiko)中さんは、日頃、焼酎をどのようなシーン・飲みかたで楽しんでいますか?

(中さん)晩酌が多いですね。焼酎の種類は芋・米・麦・黒糖など何でも飲みます。奄美黒糖焼だったらアルコール度数30度の焼酎が好きです。黒糖焼酎が持つ独特の香りが楽しめるんです。

30度の奄美黒糖焼酎を飲む場合は、たいていロックでガツッと飲みますね。30度の黒糖焼酎は造り込まれたしっかりしたものが多いので、割るのがもったいないって思ってしまうんですよ(笑)。

(yukiko)では、アルコール度数25度の焼酎はどのように飲んでいますか?

(中さん)25度だったら水割りや炭酸割りにしますね。市販のブラックコーヒーで割ったりもします。または、飲むまでに2~3日かかってしまいますがコーヒー豆を焼酎に付け込んでしまう場合もあります。

焼酎スタイリストyukikoさんインタビュー

(yukiko)晩酌用として、中さんのご自宅には常備何種類くらいの焼酎がありますか?

(中さん)今は2~3種類ですね。芋焼酎も多いですし、いただいたりすることもあります。

(yukiko)よく飲む奄美黒糖焼酎は何ですか?

(中さん)25度の黒糖焼酎なら「れんと」(奄美大島開運酒造)、「里の曙」(町田酒造)とかよく飲みますし、25度の場合なら特に「喜界島」(喜界島酒造)が好きですね。30度の黒糖焼酎だったら「龍宮」(富田酒造場)、「長雲」(山田酒造)、「朝日」(朝日酒造)、「加那」(西平酒造)を飲むことが多いです。

(yukiko)お酒を飲む時はどのようなおつまみを選んでいますか?

(中さん)料理をするのが好きなんです。だから、サッとできるつまみを作ったりします。飲む時は簡単にできる一品が良いですよね。

(yukiko)ぜひ、中さんおすすめの一品料理を教えて下さい。

(中さん)鶏肉のほぐし身にアボカドを混ぜて、醤油とわさびで食べます。その上にスライスした玉ねぎを乗せても美味しいんですよ。

(yukiko)たしかにおつまみにいいですね!お話を伺っているとすごく作り慣れている感じがしますが、中さんはご自宅で料理をよくされるんですか?

(中さん)料理は好きなので、時間があればやりますね。だいたい自分で作りますし、冷蔵庫にあるものでサッと作ったりします。

(yukiko)では、他にも読者の皆さんが簡単にできそうなおすすめのおつまみはありますか?

(中さん)とても簡単なのは、鯖缶料理でしょうか。鯖缶に玉ねぎを切って混ぜるだけなんですが、ヘルシーですしとても美味しいので皆さんにもおすすめです。あとは……料理ではないけれど、手軽なおつまみとして適しているのは、ちくわやチーかま(チーズかまぼこ)もいいですよね。

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焼酎女子・焼酎男子に伝えたいメッセージ

焼酎女子・泡盛女子のコミュニティマガジン「焼酎&泡盛スタイル」奄美出身の中孝介さん×焼酎スタイリストyukikoさん対談

(yukiko)女性には、どのように國酒「本格焼酎」を楽しんでほしいですか?

(中さん)焼酎っていうと年配の方が飲むもの……というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、今では炭酸やお茶・コーヒー・ジュース・牛乳など色々と割って飲む楽しみかたが増えてきたので、自由に試してほしいですね。

黒糖焼酎を牛乳で割るのも美味しいですよ。気軽に楽しんでもらえたらと。焼酎はカロリーも低いので、美容や健康を気にされる方にもおすすめです。

鹿児島県焼酎ストリート・焼酎スタイリストyukikoさん取材「焼酎&泡盛スタイル」

(yukiko)男性に向けて、楽しみかたのアドバイスはありますか?

(中さん)普段あまり焼酎に馴染みのない方は、すっきりしたテイストのものから入ってみると飲みやすいと思います。焼酎に慣れてくればしだいにどっしり系や濃厚なタイプへ移行していくでしょうし。

あとは、前割りもおすすめです。黒千代香(くろぢょか)で飲んだり、どんどん“凝っていく楽しみ”を覚えてもらえたらと思います。

(yukiko)中孝介さん、ありがとうございました。

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《中孝介さん情報》

■CD発売中!「愛者~Kanasha~」

2019年04月10日発売
YRCN-95306 2,315円+税

[取材・文]yukiko(焼酎スタイリスト、ファッションスタイリスト)
[撮影]yukiko
[写真協力]公益社団法人 鹿児島県観光連盟
[協力]色彩総合プロデュース「スタイル プロモーション」
※写真の無断使用はお断りしております。ご理解のほどよろしくお願い致します。


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