【本格焼酎と泡盛の楽しみ方】スタイリッシュでおいしいジンジャーエール割り「かぼすジンジャーハイボール」を楽しもう!
焼酎と泡盛を簡単に楽しめるポイントをお届けしているウェブマガジン「焼酎&泡盛スタイル」。今回はお酒があまり強くない方や焼酎初心者の方にもおすすめの飲み方を紹介します。「本格焼酎と泡盛をオシャレに楽しみたい!」という全国の女性の皆さんも必見です!”時流”に合った楽しみ方を東京から情報発信している焼酎スタイリスト&ファッションスタイリストyukikoさんが指南してくれます。
焼酎初心者さん、お酒が弱い方にもおすすめ「ジンジャーエール割り」
炭酸割りは焼酎や泡盛の飲み方のひとつとして、もはや近年では定番となっていますが、「もう少し飲みやすいほうがいい」「もう少し甘みが欲しい」という声もよく私のところに届きます。そんな方のためにおすすめなのが「ジンジャーエール割り」です。
すでにジンジャーエールで割ってご自宅で楽しんでいる方もいると思いますので、今回はさらにライスタイルアップさせた「美味しいコーディネート」を紹介します。これからが旬の”美味しい時期”にもなります。
自家製のジンジャーエールを作っている方にもおすすめです。家飲みやおうち時間の1杯として、ぜひ飲んでみてはいかがでしょうか。
美味!かぼす入りジンジャーエール割り「かぼすジンジャーハイボール」
私の周りの女性やお酒があまり強くない方からも「一般的な焼酎のジンジャーエール割りよりも、こっちのほうが飲みやすくて美味しい!」「フレッシュな美味しさが後を引く!」「不思議!焼酎が洗練されてスタイリッシュな味わいになる!」と大変好評なのが、かぼすを使ったジンジャーエール割り「かぼすジンジャーハイボール」です。
かぼすは大分県の特産品でもある柑橘です。毎年8月~10月くらいに路地栽培のものが収穫されます。私もこの時期に産地から段ボールいっぱいのかぼすをいただくので、仕事仲間や友人におすそ分けをしながらみんなで旬を味わっています。
かぼすがない場合はレモンやライムでも代用できますが、焼酎と割った時に少し酸味が強く角があるように感じられてしまうため、ご興味のある方は今が旬のかぼすで一度試してみて下さい。かぼすはサンマの塩焼きや刺身にかけて使用する方も多いと思いますが、この「かぼすジンジャーハイボール」もさわやかさとかぼす独特の優しい酸味がジンジャーエールと合ってとても美味しいんですよ!
その際には「かぼすジンジャーハイボール」を美味しく飲むためのコツがあります。ご自宅でも簡単にできますので、ぜひこのコツを取り入れて作ってみて下さい。
準備するもの
・かぼす 1/2~1個(お好みで)……洗ったあと絞りやすいように切っておく
・ジンジャーエール
・焼酎
・氷
作り方
①グラスに氷をたっぷり入れる
②かぼすを絞る……好みの量で。
少し多めのほうがかぼすの香りが立って美味しいです。絞ったかぼすはグラスへ入れてもOK
③かぼすの果汁を氷になじませるようにステイする
④好みの焼酎をグラスに注ぐ
かぼすの香りを存分に楽しみたい方やお酒が弱い方は焼酎4:6ジンジャーエールで。そこまで強く香りを立てない場合は5:5でも良いでしょう。
⑤ゆっくりジンジャーエールを注ぐ
⑥1~2回軽くステイしたら、できあがり
「かぼすジンジャーハイボール」を美味しく作るポイント
焼酎は麦焼酎がおすすめです。どちらかというとどっしりと香ばしい常圧蒸留のものよりも、ジンジャーエールで割ることを考えて、口当たりが軽くすっきりとした減圧蒸留で造られたものや、常圧蒸留と減圧蒸留のブレンドによって造られたものが良いでしょう。
かぼすの主要産地である大分県の麦焼酎・三和酒類「いいちこ」はスーパーやコンビニで手軽に購入ができる銘柄ですし、藤居醸造「ふんわり涼やか特蒸泰明」「麦波(ばっは)」(同県)、長崎県の玄海酒造「壱岐グリーン」や重家酒造「ちんぐ 白麹仕込み」などもおすすめです。
割り材として使用するジンジャーエールは「CANADA DRY」のようにドライタイプのものを選びましょう。甘みが抑えてあってキレがあるため、焼酎との相性も良いです。さらに、かぼす入りのジンジャーハイボールを作るときは、レシピ②に記したように果汁を先に入れます。後から加えるよりもなじみやすく、一杯のお酒に奥行きが出ます。
お酒が飲めない方が炭酸飲料としてジンジャーエールを飲む際にも、かぼすを入れてみて下さい。レモンよりも優しい酸味が届きます。その際も、必ず果汁を先に入れて氷とステイすること。ちょっとしたコツで美味しさが変わるんですよ。
ブレイクタイム!まめ知識「かぼす」と「すだち」の違いは?
「かぼす」の主な産地は大分県です。同県臼杵市では、江戸時代に京都から宗源という医者が苗木を持ち帰ったのが栽培の始まりと伝えられています。「大分かぼす」は2017年に地理的表示(GI)として登録され、特産品のブランドにもなっています。
よく混同されがちなのが「すだち」。こちらは徳島県の特産品です。大きさで見分けるのが分かりやすいでしょう。「すだち」が30~40gと小ぶりなのに対して、今回紹介している「かぼす」は100~150gでゴルフボールやピンポン玉くらいの大きさがあります。
どちらも刺身や焼き魚の薬味として使用したり、唐揚げ、鍋料理などに使われます。毎年8~10月くらいになると露地栽培のものが市場に出ます。果肉や果汁を楽しむ他にも、果皮を削ったり切ったりして香りを楽しむこともあります。
かぼすの良さを活かす、上手な絞り方
手で絞る時に、どうしても気になるのが種。なるべく種を落とさずに果汁を絞るにはコツがあります。
まずはかぼすを縦に4つに切ります。写真は横に切って種を見せているものですので、この切り方にはならないようにしましょう。
その後、切り口を上に向けて両端からゆっくりつまむと、種が落ちにくくなります。切り口を下に向けて絞っている方も多いと思いますが、上に向けて絞ることで果皮の香りも合わせて楽しめる一杯になります。
かぼすジンジャーハイボールとの「美味しいコーディネート」
とにかくオススメなのが、鶏のから揚げです。かぼす入りのジンジャーハイボールの場合は、グラスに入れるかぼすの量を多めにすると揚げ物と一緒に食べた時の爽快感が堪能できます。
また、唐揚げにレモンをかける方も多いと思いますが、時間が経つと衣に果汁が染み込んでふやけてしまうこともあるでしょう。そんな時、かぼす入りのジンジャーハイボールと合わせると、唐揚げにレモンやかぼすをかけなくてもさっぱりと食べられる利点もあります。
これから大いに楽しめる旬のかぼす。ぜひスーパーで見つけたら試してみて下さい。飲みやすくて、スッキリさわやかな美味しさが楽しめますよ!
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焼酎スタイリスト®、ファッションスタイリスト。色彩総合プロデュース「スタイルプロモーション」代表。株式会社永谷園を経て“色が強み”のファッションスタイリストに転身。全国の蔵元らと連携して「焼酎スタイリスト®」として日本のお酒「國酒」を“流行×オシャレ”に発信。トレンドや美容情報に精通し、ファッション誌やビューティー誌にも登場。”時流”を掴んだお酒のコメントやアドバイスには定評がある。
蔵元や酒販店・飲食店からの信頼も厚く「蔵元公認 焼酎アンバサダー」「焼酎ナビゲーター」「泡盛スタイリスト®」「日本酒スタリスト®」なども務め、全国で講演やイベントプロデュース・企業研修を行う。大学の非常勤講師として教育分野でも活躍。(専門:販促色彩・ビジュアルプロモーション・ブランド構築・伝統文化産業)
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