【蔵元インタビュー】五島灘酒造・長崎県 / 父が描いた「島の未来」をかたちにする焼酎づくり――田本佳史さん
建築業界から芋焼酎の造り手へ――焼酎業界の中でも珍しいキャリアを持つ五島灘酒造株式会社 田本佳史さん。長崎県の西端に位置する五島列島に蔵を構える五島灘酒造の創業は、2006年に田本さんの父親が掲げた「町おこし計画」がきっかけになっています。亡き父親が五島列島で根付かせたかったこととは?田本さんが直面した焼酎造りの未来とは?蔵元の想いがまっすぐに伝わってくるインタビューを焼酎スタイリストyukikoさんが担当してくれています。
【profile】 田本 佳史 / Yoshihumi Tamoto
1981年生まれ。長崎県出身。五島灘酒造株式会社 取締役。2003年に福岡県にある麻生工科専門学校を卒業後、東京の長谷部建設株式会社にて建築の施工管理を4年間担当。2006年に福岡県に戻り、再び施工管理会社に勤める。五島灘酒造株式会社が創立された2007年、蔵を支えるために同年10月に入社。最初は営業職をメインに行っていたが、2015年より営業を担当しながら造りの現場にも入る。
五島灘酒造株式会社
2007年(平成19年)創業。代表銘柄「五島灘[ごとうなだ ] 黒麹」「紅さつま 五島灘 無濾過」「明治之芋 五島灘」。長崎県の西端にある五島列島の酒造蔵。長崎県の焼酎として壱岐島で造られる麦焼酎「壱岐焼酎」が有名だが、五島灘酒造は五島列島の地で芋焼酎を製造する。さつま芋を蒸した時のほっこり感やおちついた優しい香りを表現する酒造蔵。五島列島は140もの島々があり、島内には蛤浜(はまぐりはま)や2018年に長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産としてユネスコ世界文化遺産登録された頭ヶ島(かしらがしま)など自然豊かな観光スポットも多い。
〒857-4211 長崎県南松浦郡新上五島町有川郷1394番地1
[アクセス]長崎港ターミナルから高速船で有川港または鯛ノ浦港まで90分。有川港から車で5分、または鯛ノ浦港から車で10分
2007年創業の五島灘酒造。長崎県の西端の島で焼酎蔵が生まれたきっかけとは?
(yukiko)この3.4年で田本さんの活躍は大きく飛躍したと思いますが、実際にいかがですか?
(田本さん)今から4年前、2015年に製造の現場に入るようになりました。それまで私は五島灘酒造の営業を担当していたんです。ちょうどyukikoさんと出会った頃が蔵に入った初年度ですね。
(yukiko)田本さんはいずれ製造の現場に入ろうと思っていたのですか?
(田本さん)もともと蔵には杜氏がいたので、造りには興味がありましたが自分が造り手になるつもりはありませんでした。今までは芋焼酎の生産時期に販売・営業担当として島を離れることが多くて、製造のトップシーズンにじっくり造りに向き合う機会もなかったんです。
今思い返してみると当時の私の意識の中に、蔵のみんなが生活していくためにも蔵を存続させていくためにも、自分たちが造った焼酎を売って、売り上げを上げなければいけないという気持ちが強かったんだと思います。製造時期の約3か月間、島から一歩も出ずに営業をしない選択をすることに一種の怖さがあったんです。
(yukiko)実際に焼酎製造の現場に入るきっかけは何だったのですか?
(田本さん)うちの蔵が焼酎を造り始めた頃、なかなか酒質が上がらなくて、営業をしていても味のことを指摘されることが多かったんです。「このままではいけない。何とかしなければ」と。営業の仕事を通して酒販店や飲み手の皆さんからダイレクトに話が聞けて、自分たちの造りや商品の質を見直すきっかけになりました。
それまでは造りの現場に関与していなかったので、営業として商品を提案する力に限界があるようにも感じていた頃でした。自分で造ったお酒だったら自分の責任になりますし、より詳しく自分の言葉で話すことができるのではと考えたんです。
(yukiko)相手に伝える熱量も変わりますよね。
(田本さん)そうですね。今まで以上に一生懸命伝えるようになりましたし、そんな私の姿を酒販店や飲み手の皆さんにも感じ取ってもらえる機会が増えました。
(yukiko)五島灘酒造は焼酎蔵のなかでも創業してからまだ若い蔵ですよね。蔵の成り立ちを教えていただけますか?
(田本さん)2007年に五島列島の町おこし目的のため、父が農業目的で焼酎蔵「五島灘酒造」を創業したのがきっかけです。ところが、酒造免許を取得する直前に父が亡くなってしまい、急きょ私が建築業から酒造りの現場に入ることになりました。
もともと父は農業をしたかったみたいです。残されていた父のノートに「人間の原点は農業である」と書かれていました。自分たちが生活している地域で生産したものを加工して売る。それが町おこしとなって、五島列島の未来を明るいものとしていきたいと考えていたようです。焼酎蔵を造ろうと思い立って1年で会社を設立し、次の1年で酒造免許を取ったバイタリティのある人でした。
(yukiko)その当時、田本さんご自身は何をされていましたか?
(田本さん)もともとのうちの家業は建築業なんです。私は島の家業を継ぐ気はなかったけれども東京や福岡で建築関係の仕事をしていました。島から離れて生活していたので、まさか父が焼酎造りをしようとしているとは考えてもいませんでした。だから、ある日突然、父から「鹿児島に修業に行ってみないか?」と言われた時には「何を言っているんだ?」と意味不明で驚きましたよね(笑)。
父がイメージしていた未来図には、いずれは家族で焼酎造りをしていきたいという想いがあったようです。だから島を離れていた私にも声がかかったんだと思います。結局、父は家族で焼酎造りをするシーンを見ることなく他界してしまいましたが……。
ある日突然、酒造業界へ――未経験からスタートした芋焼酎づくり
(yukiko)建築業からいきなりの酒造業へ転身をされて、田本さんはどのように酒造りと向き合っていったのですか?
(田本さん)私はもともと醸造の学校に行っているわけではないのですべて独学です。何もかもが手探りでした。製造の現場には杜氏として任せられる方がいたので、まず自分は営業部分を担当しました。醸造学の勉強はネットで色々と調べましたし、他県の蔵元から教えていただいた部分も大きいです。
焼酎業界のことを何も知らずに入ったため、最初の頃は業界を牽引しているスター選手のような蔵元とお会いしたり、お話しする機会はとても緊張しました(笑)。今はそのつながりをとてもありがたく思っていますし、同業である蔵元の皆さん対しても恥じない酒造りをしていきたいと考えるようになりました。
(yukiko)では、田本さんが2015年に製造の現場に入ってみて、大変だったことは何ですか?
(田本さん)60代の杜氏に酒造りが未経験の自分を理解してもらうまでは大変でした。でも、次第に味を試して飲んでくれて、私の存在を認めてくれるようになりました。今は製造のチームに島の若手も加わってくれたので、そういう彼らの可能性も伸ばしていけたらと思います。
(yukiko)私は偶然にも田本さんが蔵に入られた初年度の芋焼酎を飲んでいます。独学で始めたということも存じていたので、毎年の成長というか進化を楽しみに飲んでいるひとりです。次の年への伸びしろを楽しみに期待しながら飲むのも、五島灘酒造の焼酎の楽しみ方だと思っています。
(田本さん)yukikoさんは、うちの蔵の変化を毎年感じていただいている方かもしれません(笑)。最初のころと比べてどうですか?
(yukiko)田本さんが造りに入った初年度の焼酎は、すっきりしていてさらっとしていて美味しいんだけれども、これから個性が形成されていくのであろう印象を受けました。蔵の状況もある程度知っていたので、良い意味で、これから完成されていく“未知数の面白さ”を感じたんです。それから御社の焼酎は毎年飲むようになりました。
ここ数年の「五島灘」シリーズはどの銘柄も柔らかさやきめ細やかさとともに適度なコクもあって。実際に東京の女性イベントで紹介すると“ほろ酔い女子”たちからの反応はとてもいいんです。(→焼酎スタイリストyukikoさんが紹介したイベントはこちら)
(田本さん)ここ数年で自分自身の造りの技術や意識も一層向上したことによって、今まで以上に納得のいくレベルの焼酎が出来るようになりました。酒質の方向性も固まってきましたし、酒販店からの評判も上々です。
今は酒質をもっと向上させて多くの方々に飲んでもらえるような焼酎を造っていくことが第一の目標だと思っています。五島列島にはもともと焼酎を造る蔵がなかったので、自分たちの積み重ねによって地域に根付く「文化」として焼酎造りを発展させていきたいですね。
焼酎の品質を上げるために工夫したこと
(yukiko)酒造りの現場に入って4年目、造りにおいて工夫したことや意識したことはありましたか。
(田本さん)2015年に酒造りの現場に入った時、最初の3年間は生産量をあえて落としました。自分が良いと思うものを造るための時間にしたんです。生産量を減らしたとしても、きちんとお客さまに届けるために酒質を向上させたいと思って。
2018年は150石でしたが少しずつ増やしていって2019年は200石にしたいと考えて取り組んでいます。そして、いずれは五島列島で採れる全量の芋で造りたいという思いは持ち続けています。
(yukiko)御社のファンの皆さんが毎年楽しみにしている銘柄のひとつに芋焼酎「明治之芋 五島灘」が挙げられると思います。東京の女性イベントで紹介した時も大変好評でした。この銘柄が生まれたいきさつを教えていただけますか?
(田本さん)ある日、明治時代に五島列島で数多く生産されていた「金ぼけ」というさつま芋品種があることを偶然知りました。すでに島で生産していた農家は1件だけになっていて、農家さんにお願いして種芋を8個だけ分けていただいたんです。
「金ぼけ」は毎年商品化させるまでがとても難しい芋で、土壌と相性の合わなかった畑の芋が全滅してしまうという事態が起こったこともあります。その年は採れたのが400kgしかなくて、焼酎を造るにはぜんぜん金ぼけの量が足らず、予定していた発売を見送ったこともあります。毎年連続して発売するために、試行錯誤しながら商品化してきた銘柄なんです。
(写真:数量限定生産の芋焼酎「明治之芋 五島灘」の原材料であるさつま芋「金ぼけ」)
発売初年の2016年製は、金ぼけだけですべての工程を賄う量が取れず、金ぼけと黄金千貫を混ぜて仕込みをしました。全量を金ぼけで賄えるようになったのは2年目の「明治之芋 五島灘」からで、その年に自分が酒質を決める立場にもなりました。
それからは金ぼけ全量で仕込んでいるので、自分としても想い入れの強い銘柄です。毎年9月に発売するのですが、2018年は一升瓶で900本が出荷できました。
(yukiko)1年目の「明治之芋 五島灘」はロックや水割り向きでしたが、金ぼけを全量使用できるようになった2年目からはお湯割りがとても合う銘柄になりましたよね。毎年9月の発売を楽しみにしているひとりです。
(田本さん)ありがとうございます。今年の「明治之芋 五島灘」も楽しみにしていて下さい!
ほっこりと優しく……落ち着いた芋の香りを表現したい
(写真:東京の女性イベントで焼酎スタイリストyukikoさんが紹介した3銘柄)
(yukiko)五島灘酒造のラインナップで、蔵元 田本さんおすすめの楽しみ方を教えて下さい。
(田本さん)「五島灘 白麹」はさらっとしていながらも、芋を蒸したほっこり感を大事にしています。水割り、ロックで召し上がる方も多いです。刺身などと合わせると美味しいと思います。
「五島灘 黒麹」(写真左) は年々味が乗ってきている銘柄です。和食がおすすめです。造り手としても味を乗せていきたいと思っているので、その旨みを感じてもらえたら……。お湯割りもおすすめですが、ロックでキリッと飲むのも良いでしょうね。
「紅さつま 五島灘 無濾過」(写真中央)は紅芋が持つ独特の舌触りやざらざらした質感をあえて出したいと思って造っています。食事の邪魔をしない程度のほのかな甘い香りが特徴です。食中酒として飲んでほしいですね。チーズをかじりながら飲むのもおすすめです。
「明治之芋 五島灘」(写真右) は、麹造りでエクセレント菌を使用しているためフルーティーで優しい口当たりがあります。毎年9月に発売しているのですが、実は少し寝かせておいて12月頃に飲むのも美味しいんです。水割りやロックで飲まれる方も多いのですが、ぜひ試してほしいのがお湯割りですね。五島列島で生産される在来種「金ぼけ」の美味しさを感じてもらえたらと思います。
(yukiko)ウェブマガジン「焼酎&泡盛スタイル」読者の皆さんは、とても感度の高い方や好奇心のある方が多いのですが、そんな女性に向けて、どのように焼酎を楽しんでもらいたいですか?
(田本さん)うちの焼酎は、あえてお湯割りが苦手な方に飲んでほしいですね。ポイントはぬるめのお湯で。特に五島灘酒造のラインナップはアルコール臭さや芋焼酎のきつさがなく、柔らかい酒質です。芋焼酎が臭いという従来抱かれていたイメージが変わると思います。焼酎初心者さんにもおすすめです。
(yukiko)男性にはどのように楽しんでほしいですか?
(田本さん)料理を見て銘柄に合わせて選ぶと良いでしょうね。ロックでキリッと楽しむのも良いですし、「五島灘」シリーズは女性と一緒に飲んでもらう時にもおすすめなので、そういうシーンに選んでもらえたらと思います。
(yukiko)では、蔵元である田本さんが日頃実践している楽しみ方を教えて下さい。
(田本さん)最初はストレートで飲むことが多いですね。焼酎は基本アルコール度数が25度あるのですが、造り手として一番味が分かる飲み方なので勉強として飲むことも多いです。ただし、私はお酒が強いわけではないので、水割りやロック、お湯割りなど色々と試して2合くらい飲んだら酔っぱらいます(笑)。個人的には、アルコール感を感じない焼酎が好きです。
長崎県西端の島「五島列島」の新たな未来に向かって
(yukiko)ウェブマガジン「焼酎&泡盛スタイル」読者の皆さんに補足の説明を加えるなら、長崎県には産地呼称登録され麦焼酎の発祥の地として知られる「壱岐焼酎」があります。これは壱岐島の原料を用い現地で造られている焼酎が「壱岐焼酎」と認定されているものなので、同じ長崎県内ではありますが、五島灘酒造は五島列島の蔵なのでそこには属しませんよね。
(田本さん)そうです。だからこそ、長崎県でも芋焼酎を造っている焼酎蔵があるということをもっと知ってもらいたいですし、五島列島の本格焼酎も多くの方に飲んでもらえたら嬉しいですね。
(yukiko)では、田本さんの今後の展望を教えて下さい。
(田本さん)自社でさつま芋を生産して、五島列島の芋を全量使用した焼酎を造っていきたいと思っています。現在は自社栽培が90%くらいになったので、ここ数年は同比率を保っていく予定です。五島列島でもさつま芋農家の高齢化が進んでいるため、そこをカバーするには自社でさつま芋の生産を行う必要性も出てきます。いずれは100%になっていくのかな、と。
(yukiko)それって、お父様が五島列島の「町おこし」として焼酎蔵を設立したきっかけや、ノートに記されていた製造・加工・販売の理想形を息子である田本さんが具現化しているように見えるのですが、お父様の言葉は意識して取り組んでいるのですか?
(田本さん)いえ、父の言葉はそこまで意識はしていませんでした……そういえば、結果的にそうなっていますよね。今、言われて気づきました(笑)。それだけ、父には先見の明があったんだと思います。
(yukiko)描いていた島の未来を、実際にかたちにしていく人の存在も必要です。
(田本さん)そうですね。私には父のような未来を見る目はまだないかもしれないけれど、五島列島に焼酎蔵を建てた父が思い描いていたように、島で育てた原料を使い、製造し、自分たちの手で売りに行く……シンプルで当たり前のことを地道に続けていくことで「五島焼酎」としてのブランド化につながっていけたらと思います。
(yukiko)これからは五島列島で生産される焼酎が新たなブランド「五島焼酎」として広まっていくことも、「焼酎&泡盛スタイル」読者の皆さんに一緒に見届けてほしいポイントです。五島灘酒造の活躍、五島列島の活性を一緒に期待・応援してもらうことで、焼酎業界の新たな未来につながっていくのではないでしょうか。
(田本さん)はい。まだまだ私に課せられたものはたくさんありますが、まずは長崎県の五島列島で生まれ育った自分が、本当に良いと思うものを造り続けていきたいです。そして、より多くの皆さんに五島灘酒造の芋焼酎を飲んでいただけるような仕事をしていきたいと思います。
(yukiko)田本さん、ありがとうございました。
[取材・撮影・文・構成] yukiko(ユキコ / 焼酎スタイリスト、ファッションスタイリスト)
[協力] 五島灘酒造株式会社、色彩総合プロデュース「スタイル プロモーション」
※写真の無断転用、二次使用はお断り致しております。ご理解ご協力のほど宜しくお願い致します。
現在それぞれ1,000人以上!メンバー登録FREEです
「焼酎&泡盛スタイル女子部」
「焼酎&泡盛スタイル男子部」
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焼酎スタイリスト®、ファッションスタイリスト。色彩総合プロデュース「スタイルプロモーション」代表。株式会社永谷園を経て“色が強み”のファッションスタイリストに転身。全国の蔵元らと連携して「焼酎スタイリスト®」として日本のお酒「國酒」を“流行×オシャレ”に発信。トレンドや美容情報に精通し、ファッション誌やビューティー誌にも登場。”時流”を掴んだお酒のコメントやアドバイスには定評がある。
蔵元や酒販店・飲食店からの信頼も厚く「蔵元公認 焼酎アンバサダー」「焼酎ナビゲーター」「泡盛スタイリスト®」「日本酒スタリスト®」なども務め、全国で講演やイベントプロデュース・企業研修を行う。大学の非常勤講師として教育分野でも活躍。(専門:販促色彩・ビジュアルプロモーション・ブランド構築・伝統文化産業)
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