【東京と地域をつなぐ】鹿児島県・本格焼酎の日イベント「焼酎ストリート」特集!

来年2018年は鹿児島県にとって大きな波がやってくる1年です。1月から始まるNHK大河ドラマ「西郷どん」に向けて、県内で様々な撮影がされています。2008年放映「篤姫」の人気によって鹿児島県や本格焼酎に注目が集まったのを覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。今年の「本格焼酎の日」取材は、そんな追い風を受ける鹿児島県へ。昨年も現地撮影を担当していた焼酎スタイリストyukikoさんが、本格焼酎イベント「焼酎ストリート」の進化点を取材してくれました!

11月1日は「本格焼酎の日」!2つのキーワードで盛り上がりを見せる鹿児島県へ

焼酎スタイリストyukikoです。来年2018年は鹿児島県にとって特別な年です。その大きな波のひとつが、NHK大河ドラマ第57作目にあたる「西郷どん」(せごどん)の放映です。明治維新の立役者 西郷隆盛の一生が描かれ、鹿児島県にとっては2008年に放映された第47作目「篤姫」以来の大河ドラマです。

すでに本格焼酎も「西郷どん」関連商品が続々と登場し、観光を見越した取り組みも県内各所で行われ、今年は焼酎業界にとって変化に富んだ1年になっています。(2018年1月7日から放送 / 原作:林真理子氏『西郷どん!』、脚本:中園ミホ氏)

そして、2018年は明治維新からちょうど150年にあたる節目の年。「西郷どん」もこれを記念して企画・製作されたものです。幕末の頃、薩摩藩は磯地区に日本初の工業地帯をつくりました。第28代当主島津斉彬によって始められた集成館事業は、将来を見据えていち早く製鉄・製鋼、造船、石炭産業に着手し、同時に海外貿易にも目を向けて藩力を高めていきました。近代日本の発祥の地とも称され、以前「焼酎&泡盛スタイル」で特集した鹿児島県の伝統工芸品「薩摩切子」もその事業の一環です。

NHK大河ドラマ「西郷どん」、明治維新150周年……この2つのキーワードが、今、鹿児島県を盛り上げるきっかけになっています。本格焼酎の日イベント「焼酎ストリート」でも各所にその様子が見られ、昨年以上に活気がありました。今年も113蔵の本格焼酎が一堂に会した焼酎王国・鹿児島県のイベント。現地の様子をたっぷりとお届けします。

鹿児島県の「文化」を伝えるために――進化が見られた「焼酎ストリート」

11月1日(水)~3(金祝)に鹿児島市内の繁華街・天文館で開催された本格焼酎の日イベント「焼酎ストリート」は昨年の9万人を上回り、3日間で11万人の来場者数がありました。イベント初日は鹿児島県出身の元サッカー選手 前園真聖さんと元柔道家 篠原信一さんのトークショー、2日目は奄美出身のアーティスト・城南海さん(きずき みなみ/写真下:左)とカサリンチュのライブ(写真下:右)、3日目は鹿児島県に伝わる酒席での遊び”なんこ大会”が行われました。

会場には鹿児島県の地域ごとに6つのブースがあり、来場者は500円で6杯の焼酎を飲めます。どこのブースも込み合っていましたが、今年は特にNHK大河ドラマ「西郷どん」で登場する奄美地区ブースに活気がありました。来場されていた方々も「奄美黒糖焼酎は飲んでおかないとね」「いつもは芋焼酎を飲むんだけれども、今回は奄美黒糖焼酎も飲んでみようと思って」と、昨年以上に奄美群島でつくられた奄美黒糖焼酎に注目が集まっていました。

もう一つ特徴的だったのは、昨年よりもフードブースに活気があったことです。地元の企業や飲食店の参加が増え、料理のバリエーションも豊富になっていました。来場された方は、鹿児島県の本格焼酎と一緒に地元の食も楽しむことができます。今年は蔵元のいる焼酎ブースと地元企業や飲食店が出店するフードブースで発する熱気が一体化していました。焼酎文化を支える地元の人たちの力が随所にみられたイベントになっていました。

地域と東京をつなぐ「焼酎&泡盛スタイル」特別企画!読者レポーターによる直接取材

ウェブマガジン「焼酎&泡盛スタイル」では”地域と東京をつなぐ活動”を大切にしているメディアです。そのため今回の取材は、私の発案のもと2つの企画を設けました。1つ目は、イベントのオフィシャルカメラマンを「焼酎&泡盛スタイル」読者や現地の方にお願いすること。2つ目は「焼酎&泡盛スタイル」読者の皆さんに現地レポーターとして取材をしてもらうことです。

今年の「焼酎ストリート」イベント撮影は、鹿児島市のヒロフォトミックの皆さんに担当していただきました。〈本格焼酎の日イベントレポーター〉は、「焼酎&泡盛スタイル」読者の皆さんから「このような企画は今までになかったこと!やってみたい」と数多くの応募をいただき、代表して3名の皆さんにお願いしました。

今回の「焼酎&泡盛スタイル」イベント記事は「地域と東京をつなぐ」「鹿児島と東京をつなぐ」目的のもと、鹿児島県の皆さんが制作に携わり、私が東京から皆さんの想いを受けて発信しています。地元愛と焼酎愛の詰まった記事です。ぜひご覧ください。

焼酎&泡盛応援メンバー【本格焼酎の日・読者レポーター取材】

焼酎女子・愛子さん
11月1日は「本格焼酎の日」ということで、鹿児島県の本格焼酎イベント「焼酎ストリート」を紹介します。鹿児島市内の繁華街・天文館で行われるこのイベントは鹿児島県の……

 

 

 

鹿児島応援女子MIYUKIさん
 今年も鹿児島県の本格焼酎の日イベント「焼酎ストリート」に行きました。今年は2日目の様子をウェブマガジン「焼酎&泡盛スタイル」の【読者レポーター】としてお伝えしたいと思い……

 

 

 

焼酎&泡盛スタイル女子部員saraさん

このたび、ウェブマガジン「焼酎&泡盛スタイル」の〈本格焼酎の日イベントレポーター〉をさせていただくことになりました、焼酎&泡盛スタイル女子部員saraです。お酒を飲むこと、美味しいものを……

 

 

空港でも鹿児島県の本格焼酎が楽しめる!

11月3日(金)~5(日)まで、鹿児島空港 国内線1階到着ロビーでも蔵元15社による「かごしま空港 焼酎まつり」が開催されていました。ちょうどNHK大河ドラマの撮影も行われていたため、空港には出演者の姿も見られていたようです。

今年から試飲だけではなく焼酎販売も行われ、気に入った本格焼酎を鹿児島土産として皆さんが自宅に持って帰る……そんなシーンも見られました。

 


焼酎スタイリストyukikoのリアルトーク

焼酎スタイリストyukikoとして「本格焼酎の日」の鹿児島県取材は今年で3年目になります。初年はちょうど「焼酎ストリート」が開催された年でした。

スタイリストとして、もともと〈生産者―販売店・飲食店―メディア―エンドユーザー〉が波紋のように広がりつながるコミュニケーションを理想として活動しています。それもあり、今回は鹿児島県の焼酎を「文化」として広めたいと取り組んでいる蔵元の活動を、メディアの立場からどのように応援するのが良いのか……自分なりの答えを出して、取材を担当しました。

私が東京・表参道で企画展開している本格焼酎イベント「かごしま芋焼酎コミュニティイベント」は、鹿児島県の蔵元皆さんと一緒に情報発信しています。ありがたいことに全国の地方自治体や焼酎イベント運営者のモデルとなっているそうです。(ありがとうございます!)

読者の皆さんや私の活動を知る方々から「”かごしま芋焼酎コミュニティイベント”やyukikoさんプロデュースのイベントに興味があるけれども、遠方で参加できないんです」「yukikoさん、うちの地元で焼酎イベントをやってくれませんか?」という声を、北から南までいただいています。

そのため、今年の「本格焼酎の日」取材は、メディア掲載用のイベントカメラマンも、イベントレポーターも現地・鹿児島県民の方々と一緒に情報発信できるよう企画しました。

イベントとして、伝統文化である本格焼酎をPRするために県外や海外の人たちを誘致することも大事ですが、私のように県外から取材する側としては、まずは地元の人たちが集い、地元の人たちによってイベントが盛り上がっている姿が見られるとやはり嬉しい……。今後もそういう現場をたくさん取材・PRしたいと思っています!

 

今年の「本格焼酎の日」特集は、まだまだ続きます!「焼酎ストリート」ゲストアーティスト城南海さん、カサリンチュと焼酎スタイリストyukikoの対談記事も。奄美群島のこと、奄美黒糖焼酎のことなど語って下さっています!焼酎ファンの皆さん、鹿児島の皆さん、どうぞお楽しみに!

【本格焼酎イベント / 焼酎ストリート】
2017年11月1日(水)~3日(金)鹿児島市[天文館]
主催:鹿児島県酒造組合
[撮影]HIRO PHOTOMIC、yukiko
[取材・撮影・文・企画構成・現地コーディネート] yukiko(焼酎スタイリスト、ファッションスタイリスト)
[協力]色彩総合プロデュース「スタイル プロモーション」

※写真の無断使用・転用はお断りしております

【この記事に関するお問い合わせ】
色彩総合プロデュース「スタイル プロモーション」まで直接お願いします。
info@fb-style.com
HP:https://www.fb-style.com/

 

 

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